お墓系女子のつれづれ

墓石業界で働く女子が日々考えていることをつづっています。

生前にお墓を買うなら知っておきたいこと(1)

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お墓探しには、いろいろなケースがあります。

代表的なものとしては、手元にすでに遺骨がある、というもの。都立霊園はほとんどがこのケースでないと申し込み資格がありません。

その一方で、自分の入るお墓は自分で探す、という場合もあります。生前に購入するお墓は「寿陵」と呼び、おめでたいものです(と先輩に教わりました)。

 

今回は、手元に遺骨がない、自分たちのためのお墓を買う方向けの、上手なお墓探しの進め方についてご紹介いたします。

 

大前提として、お墓探しには時間がかかります。

車やマンションを買うとき、安いからという理由でポンと買ったりはしませんよね?リサーチをして条件や予算に合うものをいくつか候補として挙げ、実物を見たり、営業mんにヒアリングをしたうえで購入されている人がほとんどではないでしょうか?

お墓も同じです。むしろお墓は車や住宅のように生活に欠かせないものではない一方で、お墓を購入された方が口々に「ほっとした」とおっしゃるように、「心」への影響の方が大きいのです。用語や表記も統一されておらず、ちょっと分かりづらい部分があるので、より慎重に検討する必要があります。

 

まずは、お墓の情報を探すところから始めましょう。

 

Googleで「東京 お墓」「東京 納骨堂」と検索ワードを入れて検索して、出てきた結果をかたっぱしから開いていく、という方法でも悪くはありませんが、ある霊園のウェブサイトを見てからまた検索画面に戻って次の霊園のページを見る…という作業は効率的とは言えません。

また、上にも書いていますが、施設により使われている用語も異なり、WEB上の情報で比較検討するのは大変です。

 

そこでおススメしたいのが「お墓のポータルサイト「いいお墓」 」です。

 

希望するエリアや路線、詳細条件を設定して検索ボタンを押すと、検索結果が出てきます。とりあえず資料請求をするというのであれば、この検索結果に出てきた霊園・施設名の左側にある□にチェックをいれて「まとめて資料請求または見学予約する」ボタンをクリックし、必要事項を入力すると、資料請求が手間なくできます。

 

(名前の前にチェックボックスがついていない施設もありますが、これは「いいお墓」での取扱いが終了しているからです。)

 

なお、ここでは見学予約はしません。あくまで資料請求のみ、です。

 

資料請求後以降については「生前にお墓を買うなら知っておきたいこと(2)」に続きます。