お墓系女子のつれづれ

墓石業界で働く女子が日々考えていることをつづっています。

生前にお墓を買うなら知っておきたいこと(2)

都内でお墓を買う時に知っておきたいこと(2)

前回(生前にお墓を買うなら知っておきたいこと(1))は、とりあえず霊園ポータルサイトを使って、ざっくりとした条件で霊園や納骨堂の資料請求をしてみましょう、という話を書きました。

 

今回は、請求した資料が家に届いてから、のお話しです。

まずは、資料を読む前にざっくりと心の中で整理しておいた方が良いポイントを挙げていきます。

取り寄せたお墓の資料を読む前に整理しておきたいポイント3つ。


上記を整理したうえで、資料を読んでいきます。そして、届いた資料を分類していきます。

1.宗旨宗派にこだわりがあるか

 (1)の方→利用者の条件を確認し、自分の宗派が利用可能か確認してください。

(2)の方→自由に選べます。

(3)の方→利用者条件を確認し、「宗旨宗派不問」と書かれている資料のみ手元に残してください。

(4)の方→利用者条件を確認し、「宗旨宗派不問」と書かれている資料のみ手元に残してください。

 

2.お参りする際の交通手段

(1)の方→1.で選ばれた資料の中から、自宅から徒歩で行ける範囲の資料を手元に残してください。

(2)の方→1.で選ばれた資料の中から、駐車場完備と明記されているものを残してください。

(3)の方→1.で選ばれた資料のアクセスに関して書かれている部分を確認し、利用可能な路線が書かれているものを手元に残してください。

 

3.後にお墓を守る人が

(1)の方→「永代供養付き」と明記されたものを手元に残しておくと良いでしょう。

(2)の方→納骨可能な骨壺数が少ないものは除外した方がよいでしょう。

(3)の方→納骨可能数=お墓を購入する人の施設の資料のみ手元に残しましょう。

 

 

 手元にどれぐらいの資料が残りましたか?

もし、0部ということであれば、上記3条件のうち、妥協できるものはないかを検討してみてください。

また、そもそも手元に届いた資料が数部ということであれば、資料請求の段階での条件を緩くして、より多くの資料を取り寄せてみてください。

 

生前にお墓を買うなら知っておきたいこと(3)では、現地の見学について、ご紹介していきます。