お墓系女子のつれづれ

墓石業界で働く女子が日々考えていることをつづっています。

入山料って何のことですか?

「霊園」というと、宗旨宗派問わず購入できるイメージがあると思います。確かにそのような傾向にありますが、いざ「利用」する段階になると、経営主体のお寺以外の宗派の人にとっては、不便な決まりがあることがちょいちょいあります。

今回は、一例として「入山料」について書いてみたいと思います。

入山料と言えば山に登るときに払う料金だと思うでしょ?ほかにも意味があるのです。

入山料と言えばこれですよね。

まず、「入山料」と聞くと、

(1)自然地域に立ち入るときに、支払う料金。「登山料」ともいう。

が思い浮かびますね。それが普通です。しかし、この言葉には

(2)寺院が経営する民間霊園に、他寺の僧侶を連れてきて法事を行う際に徴収される料金。

という意味もあります。

全ての霊園で徴収されるわけではありませんが、経営主体のお寺の方針として、「入山料」という名前ではないにしても、同様の料金を取る場合があります。

宗旨宗派不問の霊園・納骨堂を購入する際には経営主体のお寺の宗派を調べ、自分の家の宗派が違うようであればこのような料金があるかどうか、契約前に確認することをおススメします。

 

それでは、今日はこの辺で。